苦しい時にこそ、化粧をする理由

昨日の九州での地震、被災された方は元気でいらっしゃるでしょうか。

早く余震が収まって、一日でも早く普段通りの生活に戻れることを祈っております。

今日はちょっと、こぼれ話をしますね。

地震と言えば、東北大震災が記憶に新しい方もいらっしゃると思います。

揺れもしなかった四国ですが、支援物資や義捐金を、という企業の活動が非常に多かったことを覚えています。

そんな中でも、当時資生堂が素敵な支援活動をしていたことが、かなり記憶に残っています。

化粧品会社って、義捐金を送るくらいしかできないと思いますよね。

化粧品会社の復興支援で、被災地の花を使った香水を作ったり、このファンデーション一個の売り上げで被災地に桜を送ります、なんて活動はありました。

資生堂は、BAを被災地に派遣しました。

そこで、メイク・スキンケアの講座をやったんです。

メイクアップサービス、スキンケアのアドバイスサービスをしたそうです。

企業広告 「化粧のちから」篇|資生堂

社会学を勉強していたかなが、以前に化粧の社会学を教えてくれました。

化粧をしている人は、化粧をしていない人よりも、活動範囲が広くなる。

たとえば、すっぴんだとゴミ捨てや近所のスーパーくらいまでしか行かないけど、化粧をしていれば商店街や町中の百貨店まで出掛けるのだそう。(すっぴんの人たちの活動範囲の平均、といった感じなので、あくまでも割合が高い、という話です。もちろんすっぴんで県外まで行ける人もいるでしょう)

「化粧は仮面のようなもので、その人に自信や勇気を与えたり、前向きな気持ちにさせてくれるもの」ということだそうです。

資生堂の被災地支援にも、そういう意味合いがあったのでしょう。

被災のショックや復興への不安や、毎日の生活の不安定さで、暗い気持ちになってしまう方々に、少しでも明るい気持ちを、という支援です。

実際、久しぶりにお母さんがメイクしているところを見て、「いつものお母さんだ!」と喜んだ小さい娘さんがいたそうです。

また、「みんな毎日に必死だから、お化粧なんて贅沢だと思って言い出せなかったけど、ずっとすっぴんで恥ずかしかった」と泣いた年輩の方もいたのだそう。

社会学の話と、資生堂の行った支援の話を聞いて、「化粧って、心を装うためのものでもあるんだな」と考えるようになりました。

自分の気持ちや気分を高揚させて、どこへ行っても恥ずかしくない自分を作るためのもの。

うつむいてる顔を、ちょっと上へ上げてあげるもの。

香水と粉おしろいのにおいぷんぷんさせて、派手なアイシャドウと口紅で威張り散らして歩くようなセレブマダムは目指さなくていいけど、胸を張って自信を持つためのひとつの手段が、化粧なのかなと考えています。

だから、ブログの前置きにも書きましたけど、化粧は武器であり防具なんです。

  • 辛いとき
  • しんどいとき
  • 苦しいとき

こんな時は、ついついお手入れさぼっちゃうし、化粧も簡単に済ましがちですよね。

でも、化粧は武器と防具なので。

弱ってる時や、踏ん張らなきゃいけない時に、自分の心に気合い入れるつもりでバシッと化粧するのも、ひとつの手段だと思います。

本当に体がつらい時は、化粧なんて放って、ゆっくり休むのも大切ですけど!

誰かがしんどい時、つらい時、普段から面倒な化粧がもっと気持ちを落ち込ませるものにならないように、出かける自分にちょっとだけ自信が持てるように。そういう風な心持ちで、ブログも書いてますし、日々店頭でお客様をお待ちしております。

被災された方々も、少しでも早く、普段通りに鏡台に向かえる日がきますように。

支援物資に関しては、負の側面もだいぶ認知されてきています。

第二の災害

被災地の需要と支援物資のミスマッチ

避難所生活での記録

マスコミの取材活動やボランティアの支援活動でも、迷惑になったものもたくさんあるようなので、被災後の人災という面についても問題視されています。

資生堂始め、企業の人が現地で行う支援も、邪魔にならないように、少し考えないといけないかもですね。

個人で支援しようと考えられてる方は、ご参考に。

シェアする

フォローする