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メーカーさんが明かしてくれない真実を暴く2

シャンプー業界暴露話パート2。

パート1はこちら。

っていうか、ぶっちゃけると、化粧品業界は暴露されたら困ること結構多いぞ。

今日は悲劇のヒロイン・シリコンの話します。

 

1.シリコンは完全悪ではない

昨今のシャンプー業界の一番のネタバレをするよ。

シリコンは良い子だよ。

ノンシリコンシャンプーが棚に並ぶ今日この頃、皆さんシリコンって何かご存知でしょうか。

そもそもシリコンって何のための成分かというと、コーティングの役目を持った子なんですよ。

髪の外側をくるんで、ダメージ部分を修復できるように守ったり、ツヤを出す役割です。

なので、シリコン配合のメリットはこんな感じ。

  1. ダメージ修復
  2. ツヤが出る
  3. 指通りが良くなる

ツヤツヤさらさらになれるので、結構大事な成分です。

シリコンが悪役のように言われるのは、「毛穴を詰まらせる」支持派の声が大きかったからです。

曰く、「コーティング能力が強すぎて、毛穴までコーティングしてしまう」。

ぶっちゃけ確たるデータはない。

確かにシリコンは水を弾くほどのコーティング能力を持ってるので、髪に使うと頭皮の水分を弾いてしまうのか、乾燥肌さん・敏感肌さんはシリコン配合のシャンプー使うと荒れる傾向にあるようです。

しかし、これは「乾燥肌さんがシリコン合わないみたい」という結果から推測しただけの話です。

昨今のシャンプー業界が、さもシリコンは許されざる超悪役のように言ってるけど、あまり根拠はない。

むしろ上に挙げたような良い働きを担っている子なんですよ。

その証拠に、ノンシリコンブーム初期に発売したノンシリコンシャンプーは、シリコン抜いたせいで洗い上がりがバッサバサのツヤも指通りもクソもないような粗悪品が多かった。

私は当時から、お客様にノンシリコンを求められても、レ●ールとブーケ●トだけは勧めなかった。あいつらほんと酷いからな。

 

2.都合の良い奴扱い

そういうわけで、毛穴を詰まらせる疑惑によって、業界から突然悪者扱いされたシリコン。

今までは、指通りが滑らかになるために、ツヤツヤの髪になるためにって、がんばってきたのに……。

シャンプー界のナルトだよ。

里のために九尾体に封じる役目背負ったのに、何で里のみんなからハブられなきゃなんねーんだ。

そして都合の良い時だけ「ノンシリコン」を唱えるお偉方は、大体「ノンシリコンシャンプー」と言います。

ノンシリコンなのは、シャンプーだけです。

コンディショナーやリンスにはシリコン使ってる「ノンシリコンシャンプー」、めっちゃ多いからね。

シリコン:私は悪者じゃなかったの?! 都合の良い時だけ良い奴扱い! 「リンスとセットで使えばするするの指通りに」って、当り前じゃない! だってシャンプーには私使ってもらってないもんね!!

「なんとかメチコン」って成分はシリコンのこと

なので、ノンシリコンものが欲しい方は、リンスのパッケージの裏を見てくださいね。

というかぶっちゃけ、今までサラサラ感とかツヤ感とかをシリコンにずっと頼ってきてたので、シリコン無しでシャンプー作るのは結構難しいんですよ。

だから、代替えの成分を色々模索してここ数年新しいシャンプーが次々出たし、割と洗い上がりがパサパサなやつも多いんです。

 

そのような裏事情がありますので、ノンシリコンシャンプーにこだわる必要は、私はないと思います。

シリコン可哀想な奴やろ……辛かったろうねえ、ほらこれでも飲んで温まっていきなさいってお茶出したくなる。つ旦

勿論、ノンシリコンの方が調子が良いって人もいるだろうし、無理にどちらにしろとは言わないけれど。

しかし最近逆に、シリコン入りのシャンプー探す方が難しいか……?(笑)

 

ちなみに、世の美容師さん方が「市販の安価のシャンプーで使うなら」と口を揃えて仰るのは、パンテーンです。

中途半端にそこそこのお値段のものに手出すより、こっちの方が安パイな気がする。


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リンクおかしくなってたやつ、相方の白峰かなが直してくれました……!

 

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